浜松市博物館で「ライラックの軌跡」が始まります
9月19日から浜松市博物館で「ライラックの軌跡」が始まります。
オートバイの街浜松にはかつて、ライラックと名付けられたオートバイを製造するメーカーがありました。
その歴代のライラックが勢ぞろい!!
戦前に本田宗一郎が経営していた、アート商会浜松支店で働いていた伊藤正は独立して、戦後、二輪製造の研究を開始しました。
伊藤は、社名を丸正自動車製造とし、本田宗一郎の本田技研と異なる構造のオートバイ開発を念頭に置き、チェーンのないシャフトドライブのオートバイを開発しした。
昭和26年には、本格的にライラックMLやLBの生産を開始しました。
また、昭和30年に第一回浅間高原レースに優勝して、ライラックの名声を高めました。
しかし、昭和42年には、会社が倒産し、ライラックは製造されなくなりました。
今回の展示では、オートバイ産業が熾烈を極める中で、伊藤正が立ち上げ、独特なオートバイ製造で人気を集め、そして終止符を打った丸正自動車製造の歴史と、ライラックの名車が展示されています。
開催期間:9月19日~10月18日
時間:9:00~17:00
休館日:9月24日・28日・10月5日・13日
料金:大人 300円 高校生 150円 中学生以下 無料
住所:浜松市中区蜆塚4丁目22-1
電話番号:053-456-2208
浜松市中区蜆塚4丁目22-1